こんにちは。アオです。
自分が読んだ作品を読書記録として紹介していきます。
1月〜3月編はこちら⇩
- 4月
- 44冊目 島はぼくらと
- 45冊目 ハッシュタグストーリー
- 46冊目 傷と雨傘
- 47冊目 人魚が逃げた
- 48冊目 藍を継ぐ海
- 49冊目 カフネ
- 50冊目 ラブカは静かに弓を持つ
- 51冊目 秒速5センチメートル
- 52冊目 言の葉の庭
- 53冊目 ピンクとグレー
- 54冊目 オルタネート
- 55冊目 いえ
- 56冊目 さいはての彼女
- 57冊目 30代にしておきたい17のこと
- 58冊目 店長がバカすぎて
- 59冊目 流浪の月
- 60冊目 オオルリ流星群
- 61冊目 いのちの車窓から
- 62冊目 深夜特急1香港
- 63冊目 深夜特急2
- 64冊目 深夜特急3
- 65冊目 フランス人は10着しか服を持たない
- 66冊目 DEEPDRIVER
- 67冊目 砂漠
- 68冊目 マスカレード・ゲーム
- 69冊目 それいけ!平安部
- 70冊目 This is the Airport
- 71冊目 新店長がバカすぎて
- 72冊目 火花
- 73冊目 かがみの孤城 上
- 74冊目 かがみの孤城 下
- 75冊目 阪急電車
- 76冊目 サイコロジー オブ マネー
4月
44冊目 島はぼくらと
瀬戸内海に浮かぶ島に暮らす高校生4人の物語です。
離島という特殊な環境での人間関係、出会いと別れなど青春と切なさが詰まった作品でした。
45冊目 ハッシュタグストーリー
SNSを題材にした短編集です。
ちょっと切なく、ほろ苦い青春時代の思い出がいろいろと蘇ってきました。
SNSっていいなと思えます。
46冊目 傷と雨傘
日常の1コマに訪れる小さな奇跡、一人ひとりが主人公の短編集です。
自分の行動が誰かの助けになっている。
心が温かくなる物語です。
47冊目 人魚が逃げた
ファンタジー要素がある心温まる物語です。
大切なことはしっかり自分の言葉で伝えなければいけないと学びました。
読み終わった後幸せな気分になりました。
48冊目 藍を継ぐ海
田舎町を舞台にした5つの物語です。
自然の壮大さとその場所に根付く人々の想いを知りました。
科学系の話ですが知識がなくても楽しめます。
49冊目 カフネ
2025年本屋大賞👑
▶︎あらすじ
最愛の弟が急死した。29歳の誕生日を祝ったばかりだった。姉の野宮薫子は遺志に従い弟の元恋人・小野寺せつなと会うことになる。無愛想なせつなに憤る薫子だったが、疲労がたたりその場で倒れてしまう。
実は離婚をきっかけに荒んだ生活を送っていた薫子。家まで送り届けてくれたせつなに振る舞われたのは、それまでの彼女の態度からは想像もしなかったような優しい手料理だった。久しぶりの温かな食事に身体がほぐれていく。そんな薫子にせつなは家事代行サービス会社『カフネ』の仕事を手伝わないかと提案する。
食べることは生きること。二人の「家事代行」が出会う人びとの暮らしを整え、そして心を救っていく。(Amazonから引用)
▶︎感想
切なさ、温かさ、苦しさなどいろいろな気持ちになりました。
自分を支えてくれる全ての人に改めて感謝したいと思いました。
誰かと一緒に食べるご飯っていいですよね。
50冊目 ラブカは静かに弓を持つ
▶︎あらすじ
武器はチェロ。潜入先は音楽教室。
傷を抱えた美しき潜入調査員の孤独な闘いが今、始まる。
ある日、上司から呼び出され、音楽教室への潜入調査を命じられる。
目的は著作権法の演奏権を侵害している証拠をつかむこと。
橘は身分を偽り、チェロ講師・浅葉のもとに通い始める。
師と仲間との出会いが、奏でる歓びが、橘の凍っていた心を溶かしだすが、法廷に立つ時間が迫り……
(Amazonから引用)
▶︎感想
スパイ✖️音楽という斬新な物語です。
主人公が音楽教室で魅力的な師や仲間と出会い、最後は苦しみながらも本当に正しいと思う方に動く姿に感動しました。
51冊目 秒速5センチメートル
▶︎あらすじ
【第一話】東京の小学校に通う遠野貴樹(たかき)と篠原明里(あかり)。二人は常に一緒にいたが、先に明里が転校し、その後貴樹も転校することに。遠く離れ離れになってしまう前に再会を願うふたり。彼らのうえで永遠と瞬間が交錯し、ふりそそぐ。
【第二話】種子島に暮らす高校三年生の澄田花苗(かなえ)の心を占めているのは、東京から転校して来た貴樹の存在。花苗にとって彼はいちばん身近で遠い憧れ。切なく揺れる思いを抱えながら、花苗にとっての夏が過ぎてゆく。
【第三話】貴樹は大学進学のため上京し、いくつかの恋をし、またそれらを失った。卒業後、ソフトウェア開発企業に就職した貴樹は、仕事で出会った水野理沙(りさ)に惹かれていくが……。(Amazonから引用)
▶︎感想
主人公の少年が大人になる過程で環境の変化や出会いと別れの中で苦しみながらも生きていく3編の物語です。
儚さと切なさ、読了後の余韻がすごいです。
52冊目 言の葉の庭
▶︎あらすじ
雨の朝、高校生の孝雄と、謎めいた年上の女性・雪野は出会った。
雨と緑に彩られた一夏を描く青春小説。(Amazonから引用)
▶︎感想
不器用だけど確実に前に踏み出す姿が良かったです。
早く大人になりたいと思う高校生の気持ちが青春時代の自分と重なりました。
この作品を映画で観てから雨が好きになりました。
53冊目 ピンクとグレー
▶︎あらすじ
大阪から横浜へ越してきた小学生の大貴は、マンションで同い年の真吾と出会う。性格は全く違う2人だったが惹かれあい、親友に。やがて高校生になった2人は、雑誌の読者モデルをきっかけに芸能活動をスタート。 同居も始めるが、真吾だけがスターダムを駆け上がっていくことで2人の仲は決裂してしまい……。
絶望的に素晴らしいこの世界の真ん中に、僕は君と共にある。
“ステージ”に魅入られた青年たちを描く青春小説。(Amazonから引用)
▶︎感想
芸能界の光と闇、男同士の友情や嫉妬が描かれています。
物語中盤から終盤にかけての展開に驚かされました。
54冊目 オルタネート
▶︎あらすじ
高校生限定のマッチングアプリが必須となった現代。東京のとある高校を舞台に、3人の若者の運命が、鮮やかに加速していく。恋とは、友情とは、家族とは、人と“繋がる”とは何か。悩み、傷つきながら、〈私たち〉が「世界との距離をつかむまで」を端正かつエモーショナルに描く。渾身の青春小説。
(Amazonから引用)
▶︎感想
高校生たちの挑戦や葛藤、恋愛などが描かれている青春群像劇です。
SNSやAIが発達して便利になった一方で、なにが正しいのか自分で判断しなければいけません。
大切なのは自分自身を信じることだと学びました
55冊目 いえ
▶︎あらすじ
社会人三年めの三上傑には、大学生の妹、若緒がいた。仲は特に良くも悪くもなく、普通。しかし最近、傑は妹のことばかり気にかけている。
傑の友だちであり若緒の恋人でもある城山大河が、ドライブデート中に事故を起こしたのだ。後遺症で、若緒は左足を引きずるようになってしまった。
以来、家族ぐるみの付き合いだった大河を巡って、三上家はどこかぎくしゃくしている。教員の父は大河に一定の理解を示すが、納得いかない母は突っかかり、喧嘩が絶えない。ハンデを負いながら、若緒は就活に苦戦中。家族に、友に、どう接すればいいのか。思い悩む傑は……。
(Amazonから引用)
▶︎感想
妹との関係や親友、職場との関わり方など悩みがたくさんある主人公の話です。
著者の他の作品の登場人物や場所が出てきます。
何か状況を変えたいときは自分から動くことが大切だと学びました。
56冊目 さいはての彼女
▶︎あらすじ
脇目もふらず猛烈に働き続けてきた女性経営者が恋にも仕事にも疲れて旅に出た。信頼していた秘書が手配したチケットはは行き先違いで?
女性と旅と再生をテーマにした、爽やかに泣ける短篇集。
(Amazonから引用)
▶︎感想
仕事一筋で生きてきた女性が旅先での出会いから人生の価値観が変わる物語です。
心情が変わる描写と登場人物が魅力的で、自分も思わず旅に出たくなりました。
57冊目 30代にしておきたい17のこと
▶︎あらすじ
30代は人生を劇的に変えるラストチャンス。 仕事、お金をどうするのか。社会、家族、愛する人とどうつながるのか。30代の課題をうまくクリアしていった人と、そうでない人の差は、あとの人生に色濃く出てきます。
(Amazonから引用)
▶︎感想
これからの人生で起こりうるさまざまな出来事を、前向きな視点で教えてくれる一冊でした。
結婚するかしないか、子どもを持つか持たないか、仕事や住む場所など、30代は人生の土台が固まってくる時期です。
だからこそ「30代の決断で人生がまったく違うものになる」という一文がとても印象に残りました。
未来にどんな可能性があるのかを知ることで、今の自分としっかり向き合い、「これからの人生をどう生きていきたいか」を深く考えるきっかけをもらいました。
不安もある中で、希望を持って前に進もうと思わせてくれる、心強い本でした。
58冊目 店長がバカすぎて
▶︎あらすじ
谷原京子、二十八歳。
吉祥寺の書店の契約社員超多忙なのに薄給。お客様からのクレームは日常茶飯事。
店長は山本猛という名前ばかり勇ましい「非」敏腕。人を苛立たせる天才だ。
ああ、店長がバカすぎる!
毎日「マジで辞めてやる! 」と思いながら、しかし仕事を、本を、小説を愛する京子はーー。
(Amazonから引用)
▶︎感想
小説を愛する真面目な主人公と少しズレている店長との掛け合いが面白かったです。物語の中で散りばめられていたヒントに気が付きませんでした。伏線の回収が見事でした。
59冊目 流浪の月
▶︎あらすじ
最初にお父さんがいなくなって、次にお母さんもいなくなって、わたしの幸福な日々は終わりを告げた。すこしずつ心が死んでいくわたしに居場所をくれたのが文だった。それがどのような結末を迎えるかも知らないままに――。だから十五年の時を経て彼と再会を果たし、わたしは再び願った。この願いを、きっと誰もが認めないだろう。周囲のひとびとの善意を打ち捨て、あるいは大切なひとさえも傷付けることになるかもしれない。それでも文、わたしはあなたのそばにいたい――。新しい人間関係への旅立ちを描き、実力派作家が遺憾なく本領を発揮した、息をのむ傑作小説
(Amazonから引用)
▶︎感想
特異な関係性の2人の愛の物語です。
内容は少し重いですが、共感できました。愛の形は人それぞれで本当の優しいとは何か考えさせられました。
60冊目 オオルリ流星群
▶︎あらすじ
人生の折り返し地点を過ぎ、将来に漠然とした不安を抱える久志は、天文学者になった同級生・慧子の帰郷の知らせを聞く。手作りで天文台を建てるという彼女の計画に、高校3年の夏、ともに巨大タペストリーを作ったメンバーが集まった。ここにいるはずだったあと1人をのぞいて――。
仲間が抱えていた切ない秘密を知ったとき、止まっていた青春が再び動き出す。
喪失の痛みとともに明日への一歩を踏み出す、あたたかな再生の物語。
(Amazonから引用)
▶︎感想
青春時代の苦い思い出を乗り越えて、当時の仲間たちがまた再集結し新たな一歩を踏み出す物語です。
今なにをするべきか考えさせられました。そして、今いる仲間と時間を大切にしていきたいと思いました。
61冊目 いのちの車窓から
▶︎あらすじ
星野源が、雑誌『ダ・ヴィンチ』で2014年12月号より連載をスタートした、エッセイ「いのちの車窓から」に、書き下ろしを加えて単行本化。
ドラマ「逃げ恥」、「真田丸」、大ヒット曲「恋」に2度目の「紅白」出演と、怒涛の駆け上がりを見せた2年間の想い、経験、成長のすべてがここに。
星野源の面白さと、哲学と、精確さのすべてを注ぎ込んだ、誠意あふれるエッセイ集。
(Amazonから引用)
▶︎感想
芸能界のことから日常のことまで星野源さんの感性で描かれています。
自分が好きなことを楽しむ大切さを学びました。そして、ポジティブな気持ちになりました。
62冊目 深夜特急1香港
▶︎あらすじ
地球の大きさを体感したい──。26歳の私のユーラシア放浪の旅がいま始まる。
(Amazonから引用)
▶︎感想
旅好きなら誰もが知っている名作。
街の熱気と、毎日のように訪れる新たな出会いの数々が、香港という街の奥深さを感じさせてくれる内容でした。
そして、マカオではあの有名なカジノ・リスボアで、まさかの大逆転劇が――。
まるで自分が実際に旅をしているような錯覚に陥るほどの臨場感。ハラハラドキドキが止まらない、そんな一冊です。
63冊目 深夜特急2
▶︎あらすじ
ここではないどこかへ!
狂乱の香港を抜け、倦怠のインドシナへ。
強烈な「臭い」を求めて、旅は続くーー
(Amazonから引用)
▶︎感想
香港と違って各地の滞在は短いが、暮らす人々の生活や人柄、貧富の差といった日常が、ぎゅっと詰め込まれている内容です。
様々な背景を持つ各々と出会い、読むごとにリアルな場面を想像でき、貧しくても毎日を楽しそうに過ごす人達を見て「心の豊かさ」とは何かを考えさせられました。
今の日本には日々の生活の中で笑顔や優しさを見失っている部分がある気がします。
そんな今だからこそ昔のように「貧乏でも楽しく暮らす」という価値観が再び必要なのかもしれないと感じた1冊でした。
64冊目 深夜特急3
▶︎あらすじ
悲惨、滑稽、崇高、卑小。
この土地にはすべてがある。
インド亜大陸、自由への旅!
(Amazonから引用)
▶︎感想
何もかもが刺激的で良くも悪くも強烈な臭いのあるインドの現実が描かれています。
インフラが整っていない生活、物乞いたちの執着、カースト制度による貧富の差、そしてベナレスのガンジス川沿いの残酷な焼場。
毎日生きることの悲惨さに同情してしまい、
カルチャーショックを体験できる旅の記録でした。
65冊目 フランス人は10着しか服を持たない
▶︎あらすじ
高級料理を食べて、たくさん買い物をして、
あちこち旅行をしても、
心からの満足を感じられないあなたへ。典型的なカリフォルニアガールだった著者は、
フランスの貴族の家にホームステイすることになる。
その家を取り仕切るマダム・シックから学んだのは、
毎日を“特別な日"のように生きること。
*間食はせず、食事を存分に楽しむ。
*上質なものを少しだけ持ち、大切に使う。
*日常の中に、ささやかな喜びを見つける。
情熱的に、お金をかけずに、生活を心から楽しむ方法が満載。
(Amazonから引用)
▶︎感想
日々の生活習慣をほんの少し工夫したり、意識を変えるだけで、生活の満足度や質がぐんと上がり、自分の印象や外見、中身、人間力までも変えられることを学べ、品のある人を目指したくなる一冊でした。
こうした習慣や価値観がフランス、特にパリの文化として根付いているのなら、パリが文化や芸術、歴史の詰まった魅力的な都市として世界的に愛されている理由にも納得がいく内容です。
66冊目 DEEPDRIVER
▶︎あらすじ
「このままの人生で本当によいのだろうか?」
これは、誰しもが人生のある時期に、向き合う必要がある、葛藤だ。
それは、究極的には、「自分は何者で、どういう人生を生きたいのだろうか?」という問いだ。それに対し、自分なりの答えを探求していくのが、本書のテーマである。
特に、現在、次のような課題を抱えている人にとっては、役に立つ。
1 このままの人生で本当によいのだろうか? と答えを模索している。
2 転職、副業、起業を考えているが、何をしたいのかわからない。
3 今いる職場や環境を変えずに、やる気を再燃したい。
自分を突き動かす動機の源泉を見つけて(フェーズ1)、なりたい未来を具体化し(フェーズ2)、それに向けた行動を特定し、習慣化する(フェーズ3)。
この3つの大きなステップを、豊富なワークシートとともに、実践的に指導する。
(Amazonから引用)
▶︎感想
自分の人生を今後どうしていきたいか、やる気を出すためには何をするべきかがわかります。
まずは、自分のやる気の源泉を探すことから始めます。
67冊目 砂漠
▶︎あらすじ
仙台市の大学に進学した春、なにごとにもさめた青年の北村は四人の学生と知り合った。
少し軽薄な鳥井、不思議な力が使える南、とびきり美人の東堂、極端に熱くまっすぐな西嶋。
麻雀に勤(いそ)しみ合コンに励み、犯罪者だって追いかける。
一瞬で過ぎる日常は、光と痛みと、小さな奇跡で出来ていた――。
明日の自分が愛おしくなる、一生モノの物語。
(Amazonから引用)
▶︎感想
この物語を読んで、大学時代の様々な思い出が蘇ってきました。
途中辛いことも描かれていますが、個性的な登場人物たちと彼らの友情が良かったです。仲間と今の環境を大切に過ごしていこうと思いました。
68冊目 マスカレード・ゲーム
▶︎あらすじ
解決の糸口すらつかめない3つの殺人事件。
共通点はその殺害方法と、被害者はみな過去に人を死なせた者であることだった。
捜査を進めると、その被害者たちを憎む過去の事件における遺族らが、ホテル・コルテシア東京に宿泊することが判明。
警部となった新田浩介は、複雑な思いを抱えながら再び潜入捜査を開始する――。
(Amazonから引用)
▶︎感想
新田が警部になって部下を指揮管理し、指示を出して統率している姿が今までの作品と違って更なる格好良さを感じた。しかし、捜査方針で折り合わない優秀な女性警部との合同捜査で一枚岩になれないなか、LAから急遽帰ってきた山岸の再登場に感動し、再びタッグを組んだ二人が事件解決に向けて動き出す展開にワクワクさせられた一冊でした。
69冊目 それいけ!平安部
▶︎あらすじ
ピュア度100%! ハートフル青春小説。
いみじ! 新入生、部活つくったってよ。
県立菅原高校の入学式当日、同じクラスになった平尾安以加から「平安時代に興味ない?」と牧原栞は声をかけられた。「平安部を作りたい」という安以加の熱意に入部を決めるが、新部を創設するには5人の部員が必要だった。あと3人(泣)!!
クラスメートから上級生まで声をかけ、部員集めに奔走するが──
「平安部って、何やるの?」
(Amazonから引用)
▶︎感想
平安部って何?から始まり、あっという間に読み終えてしまいました。
個性的な登場人物たちと平安部の活動が面白かったです。
成瀬にハマった人はこちらもおすすめです。
70冊目 This is the Airport
▶︎あらすじ
私は、ずっと前から、滑走路で助走していたのかもしれない――パリからの留学生と暮らしを共にすることとなった夫婦、自分の強みを生かして奮闘するツアーコンダクター、もう辞めようかと悩む書店員、ある事件の影響で飛行機はおろか空港にすら近づけない女性……。空港では、多くの人びとがすれ違い、時に交差する。みなそれぞれに屈託や葛藤を抱えながら、それでも明日を信じて。
(Amazonから引用)
▶︎感想
6つの物語からなる短編集です。
空港での出会いやそこで働く人々が描かれています。
自分自身が空港をたまに利用するのですが、行くだけでワクワクする雰囲気がいいですよね。
全体的に素敵な話ですが、最後の話は少し重いです。
71冊目 新店長がバカすぎて
▶︎あらすじ
宮崎の山奥に異動になっていた山本猛元店長が、 三年ぶりに、吉祥寺本店に店長として復帰した。
張り切る店長だが、相変わらず、人を苛立たせる天才だ。しかし京子は、心の中で「お帰りなさい」とつぶやいた。
そんな中、本や書店を取り巻く環境はますます厳しくなってきたが、 それでも京子は、新人作家の才能に出逢い、打ちのめされ、 好きな作家の新作に心躍らせ、時には泣き、笑い、怒り、日々戦っています。
スタッフの磯田さんや、覆面作家だった大西先生や神楽坂で小料理屋を営む親父さんや、優しき先輩たちに、応援を受けながら――。
小説と書店の未来を、仕事の意味を、生きる希望を改めて深く問い直す、第二弾。
(Amazonから引用)
▶︎感想
前作に引き続き今作でも物語終盤でどんでん返しがありました。
自分が好きな小説、そして書店について裏側を知れるこのシリーズは良かったです。
ところどころ笑いありであっという間に読み終えました。
72冊目 火花
👑第153回芥川賞
▶︎あらすじ
売れない芸人の徳永は、熱海の花火大会で、先輩芸人である神谷と電撃的に出会い、「弟子にして下さい」と申し出た。
神谷は天才肌でまた人間味が豊かな人物。「いいよ」という答えの条件は「俺の伝記を書く」こと。
神谷も徳永に心を開き、2人は頻繁に会って、神谷は徳永に笑いの哲学を伝授しようとする。吉祥寺の街を歩きまわる2人はさまざまな人間と触れ合うのだったが、やがて2人の歩む道は異なっていく。徳永は少しずつ売れていき、神谷は少しずつ損なわれていくのだった。
(Amazonから引用)
▶︎感想
又吉さんが描くお笑い芸人の光と影の物語です。
売れない芸人たちの覚悟やもがき苦しむ姿が描かれていて、売れている人は本当に一握りなんだと実感します。
日常会話の中にもボケとツッコミがたくさんでてきて笑えます。
73冊目 かがみの孤城 上
👑2018年本屋大賞
▶︎あらすじ
学校での居場所をなくし、閉じこもっていた“こころ”の目の前で、ある日突然部屋の鏡が光り始めた。
輝く鏡をくぐり抜けた先にあったのは、城のような不思議な建物。
そこには“こころ”を含め、似た境遇の7人が集められていた。
なぜこの7人が、なぜこの場所に――
すべてが明らかになるとき、驚きとともに大きな感動に包まれる。
生きづらさを感じているすべての人に贈る物語。
(Amazonから引用)
▶︎感想
ファンタジー小説は苦手なのですが、この作品は違和感なく読めました。
学校に行けない子供の気持ちが繊細に描写されていて少し辛くなりました。しかし、仲間たちに出会い成長していく姿に安心しました。
74冊目 かがみの孤城 下
👑2018年本屋大賞
▶︎あらすじ
学校での居場所をなくし、閉じこもっていた“こころ”の目の前で、ある日突然部屋の鏡が光り始めた。
輝く鏡をくぐり抜けた先にあったのは、城のような不思議な建物。
そこには“こころ”を含め、似た境遇の7人が集められていた。
なぜこの7人が、なぜこの場所に――
すべてが明らかになるとき、驚きとともに大きな感動に包まれる。
生きづらさを感じているすべての人に贈る物語。
(Amazonから引用)
▶︎感想
伏線の回収が見事で、全てが明らかになったときの感動がすごかったです。
逃げ出したくなる状況でも仲間の助けを借りながら勇気をだして現実に向き合う姿がよかったです。
ファンタジー小説でありながらリアリティのある物語でした。
75冊目 阪急電車
▶︎あらすじ
隣に座った女性は、よく行く図書館で見かけるあの人だった…。片道わずか15分のローカル線で起きる小さな奇跡の数々。乗り合わせただけの乗客の人生が少しずつ交差し、やがて希望の物語が紡がれる。恋の始まり、別れの兆し、途中下車―人数分のドラマを乗せた電車はどこまでもは続かない線路を走っていく。ほっこり胸キュンの傑作長篇小説。
(Amazonから引用)
▶︎感想
阪急電車を利用する人たちが主人公です。
一瞬の出会いが一生の付き合いになるような小さな奇跡が描かれています。
自分の行動が周りの誰かの助けになったり、逆に助けられたりすることは素敵だと思いました。
76冊目 サイコロジー オブ マネー
▶︎あらすじ
FIRE(早期リタイア)を目指す人
投資で資産を築きたい人
不安のない老後を過ごしたい人など
全世代必読の世界的ベストセラー、ついに上陸!
あなたのお金、投資、ビジネスにおける判断は、
個人の経験や独自の世界観、
エゴ、プライド、マーケティング、
奇妙なインセンティブなどに影響されています。
本書は、19のストーリーからその事実を知り、
富を築けない「貧乏マインド」から
抜け出すための一冊です。
(Amazonから引用)
▶︎感想
本当の富とは何かがわかりました。人間の心理をわかりやすく解説し、お金との付き合い方やメンタルについて学べます。
そもそもなぜお金を稼ぐのか、何に使うのかという本質的な部分から投資の話まで幅広く書かれています。
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